
出光興産、オーストラリアの石炭鉱山跡地に864 MWhのバナジウムフロー電池を計画
オーストラリアの石炭鉱山跡地に大規模なバナジウムフロー電池を設置する計画が進行中です。日本のエネルギー会社出光興産のオーストラリア支社は、ニューサウスウェールズ州の旧マスウェルブルック石炭鉱山に108 MW/864 MWhのバナジウムフロー電池を設置することを計画しています。
2022年に閉山したマスウェルブルック石炭鉱山に設置されるこのプロジェクトは、Ausgridの132 kVサンディークリーク変電所に接続される予定です。出光興産は、バナジウムレドックスフロー電池の利点を強調しています。つまり、「安全で安定した電解液、30年間でほとんど劣化しない電池、柔軟な貯蔵期間」などです。
バナジウムレドックスフロー電池は、1984年にオーストラリアのニューサウスウェールズ大学(UNSW)で開発された技術で、30年以上のプロジェクトライフを設計されています。出光興産は、このプロジェクトではオーストラリアで生産されたバナジウム電解液を使用し、オーストラリアでバッテリー製造を実現する機会を探る予定です。
このプロジェクトの建設は2028年初頭に開始され、約2年かけて完成する予定です。バナジウムフロー電池の設置は、出光興産がマスウェルブルック石炭鉱山を再生可能エネルギーハブに変える計画の一部です。この計画には、太陽エネルギーと揚水式水力発電所の開発も含まれます。
出光興産は、スウェーデンの再生可能エネルギー開発会社OX2と協力して、135 MWの太陽光発電所と135 MW/270 MWhのバッテリー計画を進めています。また、エネルギー生産者および小売業者AGLと協力して、400 MWの揚水式水力発電所プロジェクトを進めています。
出光興産は、マスウェルブルッククリーンインダストリープレシントが、旧鉱山資産を長期間エネルギー貯蔵、地域雇用、将来の産業のために再利用できることを実証していると述べています。
出典: PV Magazine
この記事に記載されている発電所
- Battery Energy Storage System — United States of America · 40 MW Storage